◆豪ドル円の今後(2026年)の予想
2026年3月、為替市場で大きな注目を集めているのが 豪ドル円(AUD/JPY)113.9円到達というニュースです。これは 約36年ぶりの高値水準とされ、長年FXを見てきた投資家でもなかなか経験しないレベルの円安局面に入っています。

ここまでの急騰を受け、市場では「まだ上がるのか、それともそろそろ天井なのか」という議論が非常に活発になっています。証券会社のアナリスト、エコノミスト、個人トレーダーまで、さまざまな立場から予想が出ています。
本記事では、現在の市場見通しを整理しながら
豪ドル円の短期・中期・長期の予想とその理由を、専門家の見解を交えてまとめていきます。
豪ドル円の今後の予想(短期・中期・長期)
まず結論として、現在の市場予想をまとめると以下のようになります。
◆短期予想(数週間〜3ヶ月)
110円〜118円レンジ
短期的には、
・円安トレンド継続 → 115〜118円
・利益確定の調整 → 110円前後
という二つのシナリオが想定されています。
急騰後の相場では一時的な調整が入りやすいため、短期的にはボラティリティの高い展開が予想されています。
◆中期予想(半年〜1年)
105円〜120円レンジ
中期では、円安トレンドがどこまで続くかが焦点になります。
円安が続けば
120円付近までの上昇
一方で調整が入れば
105〜110円程度のレンジ
という見方が多くなっています。
◆長期予想(2〜5年)
100円〜130円レンジ
長期では、円の価値そのものが焦点になります。
・低金利政策継続 → 円安継続(120〜130円)
・金融政策転換 → 100円付近への回帰
という大きく二つのシナリオが想定されています。
豪ドル円が上昇している理由
豪ドル円がここまで上昇している背景には、いくつかの構造的要因があります。
日本の低金利政策
最大の要因は、日本の金利の低さです。世界の主要国がインフレ対策で金利を引き上げる中、日本は比較的低い金利政策を続けています。この金利差が、円を売って外貨を買う流れを生み、円安を促しています。
豪ドルの高金利とスワップ投資
オーストラリアは比較的高金利の国であり、FXではスワップポイント狙いの資金が流入しやすい通貨です。円を売って豪ドルを買うだけで金利差を得られるため、長期資金が入りやすい構造になっています。
資源国通貨としての強さ
オーストラリアは鉄鉱石、石炭、天然ガスなどの資源輸出国です。資源価格が高い状態では豪ドルが強くなりやすく、結果として豪ドル円の上昇要因になります。
投資家・アナリストの見方
ここからは、実際の市場関係者の見解を紹介します。
吉田恒氏(マネックス証券)
為替分析で知られる 吉田恒氏 は、現在の円安について「金利差主導の相場」と説明しています。海外金利が高い状態が続く限り円安圧力は続く可能性があり、豪ドル円も大きく下がりにくい構造があると指摘されています。
この見方では、短期的な調整があっても 押し目買いが入りやすい相場とされています。
神田卓也氏(外為どっとコム総合研究所)
為替ストラテジストの 神田卓也氏 は、豪ドルの特徴として「資源国通貨としての底堅さ」を挙げています。中国経済や資源価格の動向によっては、豪ドルの強さが続く可能性があり、豪ドル円の上昇余地はまだ残るという見方です。
エミン・ユルマズ氏(エコノミスト)
経済アナリストの エミン・ユルマズ氏 は、現在の円安トレンドは長期的には続く可能性があるとしながらも、急騰した相場は一時的な調整が入ることも多いと指摘しています。為替市場では過熱感が出ると急落するケースもあるため、短期的な調整リスクには注意が必要とされています。
豪ドル円の今後を左右する注目イベント(2026年)
豪ドル円の今後を考える上で、最も重要なのは 各国の金融政策と経済指標です。為替相場は基本的に「金利差」と「景気」によって動くため、次のイベントは特に市場の注目が集まっています。
3月17日 オーストラリア準備銀行(RBA)政策金利発表
豪ドルに最も大きく影響するイベントが3月17日のオーストラリア準備銀行(RBA)の政策金利発表です。
現在の市場では、
・インフレ抑制のため高金利維持
・将来的な利下げの可能性
という両方の見方が出ています。もしRBAがタカ派姿勢(利下げに慎重)を示せば、豪ドル買いが進み 豪ドル円の上昇要因になります。逆に利下げの可能性が強く示されると、豪ドル売りの材料になる可能性があります。
※重要:オーストラリア準備銀行(中央銀行)が今年3月と5月に追加利上げの方向で動き…との情報です!!
他にも日銀の金融政策やアメリカの金融政策(FOMC)、中国経済指標などがあります。
これらの条件が大きく変わらない限り、円安トレンドが続く可能性は高いと考えられています。
まとめ:豪ドル円は歴史的な分岐点にある

豪ドル円は現在、36年ぶり高値圏という歴史的な局面にあります。市場予想を整理すると
短期(数ヶ月):110〜118円
中期(年内):105〜120円
長期(数年):100〜130円
というかなり幅の広いシナリオが想定されています。
円安の背景には金利差や資源価格などの構造的要因があり、簡単にトレンドが変わるとは限りません。一方で、急騰した相場には必ず調整のリスクもあります。まさに今は、その分岐点と言える状況です。
ちなみに個人的な話をすると、自分は現在 豪ドル円の売りポジションを複数保有しており、この円安は正直か~な~り厳しい展開です(涙)
率直に言えば、虫の息でもう…かゆ…うま…状態ですよ(意味不明w)
一方で、FX界隈では個人トレーダーとして話題になる ドラFXさん が、なぜか今月は絶好調という話も流れてきます(笑)よく「投資はゼロサムゲームだ」と言いますが、本当に不思議なもので、誰かが負けてるとき、別の誰かはしっかり勝っていたりするんですね(^^;
FXの世界では予想が当たるかどうかも大事ですが、それ以上に重要なのは リスク管理と生き残ること。豪ドル円の歴史的な円安相場は、まだしばらく市場を騒がせそうなので、今の自分に出来ることを精一杯やりたいと思います……はいっ!
